日本とアメリカの粋な話

舎人公園にあるレーガン

昭和57年に植えられたレーガン桜は、レーガン元大統領が来日した際にナンシー夫人から友好親善のしるしとして贈られたもの。
この桜は今から85年前、日本からワシントンに贈ったポトマック河畔の里帰り桜で、日本とアメリカの桜の縁を象徴する桜として一見の価値がある。

足立区民なら誰でも聞かされたであろうエピソード全国でも里帰りの桜が見られるのは足立区だけなハズ。


舎人公園の歴史…

現在整備が進んでいる舎人公園は足立区内で最大の規模の公園である。最終的な計画では695,000ヘーベイ(東京ドーム54個分に相当)の敷地となる予定。

この公園の端緒となったのは
1932(昭和七年)年に計画された東京市の外周に環状緑地帯を設けようとした計画である。
その後、戦時色が濃厚となり、1940(昭和15)年に東京六大防空緑地の構想となって計画が決定された。
六大緑地… 舎人、水元、篠崎、小金井、神代、砧。
用地は戦時中に買収が進んだが敗戦となり、この頃から食糧増産のために農地となるなど時代の流れで計画は紆余曲折を経た。